加茂神社

 創建は社伝によると、延暦16年、坂上田村麻呂が征夷大将軍に任ぜられ東征の折、この地において遥かに賀茂神社に祈念したところ、雷鳴とどろき、降伏したという。以来人々はこの地に雷神を祀った。後に寛文年間京都賀茂別雷神社(上賀茂神社)の神璽を奉請する。その後、里民は糠塚の地より羽州街道に移り住み、遥か糠塚に鎮まる神を遥拝したといわれている。
 明治五年七月に村社に列せられる。本殿は天童市糠塚(旧大字老野森字糠塚)の丘陵頂にあり、天童市老野森三丁目に幣殿、拝殿などからなる遥拝所がある。明治十年に土地を購入し、翌十一年に遥拝所(十三坪)を新築したと伝えられている。鳥居は文久二年の建立である。
 なお、天童市老野森三丁目の遥拝所は天童市老野森土地区画整理事業に伴い、平成19年に改築工事が行なわれました。